娘の誕生日に手作りバースデーケーキ
娘の11歳の誕生日にバースデーケーキを作りました。
スポンジから手作りしました。
スポンジの材料はこちら。
15㎝丸型
卵M~Lサイズ 2個
砂糖(我が家は甜菜糖) 60ℊ
薄力粉 60ℊ
バター 10ℊ
牛乳(我が家は豆乳) 10ℊ
作りかた
1、ボールに卵を溶きほぐし、砂糖を一気に全部入れる。
2、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜる。(高速で混ぜてしまうと大きな泡ができやすいので、低速→中速→低速で。もったりとしてくるまで根気よく混ぜます。)
3、薄力粉を3~4回に分けて、ふるい入れ混ぜる。泡を潰さないように切るようにさっくりと混ぜる。
4、バターと豆乳を湯煎で温めバターを溶かし(50℃くらいが混ざりやすいです)生地に混ぜる。豆乳液の方に生地を少し入れ混ぜ、それを生地に戻し混ぜ込む。手早く底から大きく混ぜる。
5、クッキングシートをセットした型に生地を低い位置から流し入れる。表面が水平になるようにヘラで整える。
6、160℃に余熱したオーブンで25分焼く。鉄板を前後入れ替えてさらに5分焼く。
7、焼きあがったら型ごと上の方からトーンッと落とし、中にこもった粗熱を取る。キッチンペーパーの方からはみ出している部分を放射線状に破り、ひっくり返して置き、型から外す。
8、布でくるんで冷ます。
9、冷めたらビニール袋に入れ半日~一日寝かせる。
工程はシンプルで簡単ですが、
キメの細かい滑らかなスポンジにするには、テクニックが必要なようです。
低速で泡立て、粉を入れてからは泡をこわさぬようにさっくり手早く混ぜる。
卵は常温に戻さず冷たいままの方が滑らかに泡立ちます。
黄桃の缶詰があったので、生クリームとデコレーションしました。
よつ葉乳業の無添加の純生クリームです。
純生の生クリームは乳化剤や安定剤などの添加物が入ったホイップクリームに比べると高価ですが、濃厚でコク深い味わいが楽しめます。
ホイップクリームは150円くらい、生クリームは350円くらい。結構差がありますが味にも差があります(ホイップクリームの方が好きという方もいますが)。
スーパーにはホイップクリームは必ず売られているのに、純生の生クリームは賞味期限が短いせいかなかなか目にしません。
ですが、ここは譲れません。我が家は断然生クリーム派。
おいしい生クリームが食べたい!!ということで生クリームを探し求めるスーパー巡りをすることに。ところが2件目のスーパーであっさり見つかりました。
クリスマスシーズンが近いからでしょうか?
北斗市の七重浜イオンにて入手成功です。
しかも、大好きなよつ葉の生クリームです♪
ボールの下には氷の代わりに雪です。
砂糖は生クリーム200mlに対し12ℊが甘さ控えめの黄金比です。
今回は甘~い黄桃のシロップ漬けと合わせるので、
さらに控えて甜菜糖8ℊにしました。
電動ホイッパーでホイップした後、手動ホイッパーに持ち替えます。ホイップしすぎるとボソボソになってケーキに塗りづらくなってしまうので、慎重に硬さを確認しながらホイップします。トロッとクリーム状になればO.K.
スポンジを真ん中からスライス。
甜菜糖と水を鍋で沸騰させて作ったシロップをスポンジに刷毛で染み込ませ、生クリームを塗ります。クリームのふわっと感が消えてしまわないように、手早く塗ります。
カットした黄桃を並べて、
さらに上からクリームをのせ手早く広げます。
上側のスポンジにもシロップを染み混ませ、染み込ませた面を下向きにかぶせます。
その上からバットを乗せ平行になるように軽くおさえます。
お皿を時々回転させながら、クリームを全体に塗っていきます。クリームをあまりいじらないように注意です。
スライスした黄桃をのせてデコレーション♪ 余った黄桃をサイドに付けてみました。
残った生クリームをホイップして固めのクリームにし、絞り袋に入れデコレーション♪
完成です!
去年の誕生日はイート・インできる美味しくて有名な函館のケーキ屋さんパティストリー ラパン・ド・ネージュにケーキを食べに行ったのですが、
今年は愛情をたっぷり込めた手作りケーキでお祝いです。
見た目も味も素朴な誕生日ケーキですが、
「ケーキ屋さんのケーキも美味しいけど、お母さんが作ったケーキもそれはそれで違った美味しさがあって好き。」
なんて嬉しいこと言ってくれるのでしょう。
娘よ。生まれて来てくれてありがとよ。
ひとり娘の誕生日。すなわち私が母親になった記念日。
私は本当にろくでなしだったので、
(こんな私に母親など務まるのだろうか?)と
半信半疑で娘を産みましたが、
なんとか11年間育てることが出来ました。
毒親に育てられた私は、
子供を育てるにあたって、
自分の親の子育て法は当てにできず、
どう育てて良いのか全くわからず、
それはもう試行錯誤、
手探り状態での子育てで、
間違ったこともたくさんして反省を繰り返してきましたが、
私以外の、娘をとりまく環境に恵まれていたおかげもあって、
娘は無事に、わりとまっすぐに(親ばか目線ですが)育ってくれています。
そしてこれからも育て続けることが出来ると思っております。
いや、
育てるというより育てられてる。
育ててるつもりでいますが、娘に育てられているのは私のほうです。
これからも母親として、人として、
私なりに成長し続けるつもりです。
11年前の娘の誕生と今に感謝。